2016.7. 5
キャリアの話は、唇寒し?!(2016.07.05)

この7月から、第2期メンバー募集に踏み切りました。
苦渋の決断でした。
現状を少しお伝えしたいと思います。

10月に創業してから、認可取得や資本政策に駆け回り、
ようやくオフィスも移転して、充実したものに。
メンバーについても、募集や個人のつながりもあり、
第1期として、とても明るい皆さんに恵まれることができました。
プログラムの内容も予想通り、紆余曲折ありましたが、
改善を重ね、だいぶまとまってきて、形になってきた。

何よりも、ゲストスピーカーの設定は、本当に凄いです。
実績も、予定をみても、とてつもないゲストが次々訪れます。
弊社は報酬も何も出せないのですが、こちらからお願いすると、
「世古さんのためなら」とお引き受けいただける。
1人のビジネスパーソンとして、こんなにうれしいことはありません。

ただ、このイベントは小さな集まりであって、
そこがウリになっていることもあるので、
だからこそ、お越し頂けるという方もいらっしゃる。
ゲストのお名前を出すのは、個人的にも気が引けるところです。
(もちろん、「全然かまわん」という方もいらっしゃいますが)

「そんなにすごいゲストなら、セミナーにしてお金を取れば」
ごもっともです。たぶんすごい金額設定でも売れると思います。
でも、その時、「すべての人をヘッドハンターに」という、
弊社のスローガンは、きっと消えてなくなってしまう。

弊社のビジョンは、みんながキャリアを語り合い、
仕事のことも伝えあえれば、専業のヘッドハンターは必要がなくなり、
もっとチャンスに満ちたキャリアをみんなが分かち合える、ということ。

魅力的なメンバーができるだけ集まることで、
いろんなキャリアケースの理解がともに深まれば、
もっと自分の働き方、生き方までも見つめ直せる。
お金を払えるごく一部の人たちの集まりにはしたくないのです。

そのためには、みんなが勇気を持って、キャリアのことを、
まずは自分自身から口にして、語っていく必要がある。
そうした場所の価値を、伝えていく人を増やさなければ。

しかし、どうしてもこの国では、仕事の話をしたり、
キャリアや転職を話題にするのは、プライベートで、
そしてとてもイヤらしい話題だという認識になってしまう。
終身雇用の社会は恐ろしいもので、それを否定する文化を生み出し、
それがどれだけ、既存の会社のアドバンテージになってきたことか。
そして弊社の紹介にも、このままではさらに時間がかかりそうです。

あるベンチャーの役員の方が、ダイレクトリクルーティングのなかで、
「遊びに来て!と伝えているのに、それでも断る?!」
と困惑されていましたが、それが日本の文化なのです。
「役員の方のお時間をいただくのに、何の気持ちもないなんて」
真面目な日本人は、そういう風に思ってしまうのかもしれません。

これまで、私はいろんなものと戦ってきました。
たいていのものとは、戦えると信じてきました。
そして、この国の働き方を変えるための考え方から、
必要なアセット、メンバー、実績まで積み上げてきました。

でも、最後の敵は、やはりこの国の文化なのか。
なかなかメンバーの紹介だけでは広がりそうもない。
これだけのプログラムを無償で提供しても難しい。
私が取り巻きを増やす場でもないのに、難しい。

もう少し、仲間を増やす必要があるのだと思います。
一定の規模を掴めれば、きっと自分たちでも輪を広げられる。
そんな、小さな「クリティカル・マス」に、弊社はまだ届いていない。
さんざん悩んだ末に、もう一度、弊社はメンバーを公募します。

第2期メンバー募集。
全員が選考を通過するわけではありませんが、
新しい挑戦には、結果を問わず、必ず価値がある。
これだけ、働き方を真摯に考えるプログラムが、
日の目を見ないのは、本当にもったいない。
皆様からのご応募をお待ちしております。

<第2期メンバー募集ページ>
http://cloudhhs.jimdo.jp/