2016.1.26
誰もが一度は「ヘッドハンター」に。

初めて、ヘッドハンターという仕事に就き、
いくつかのガイダンスを受け、面談に同席し、
そして初めて、自分自身がインタビュワーとなった時。

いまでも、その時のことはよく憶えています。
たまたま、当方が知っているベンチャー企業に、
その方の職歴が重なって、あまりの偶然に、
大いに盛り上がる一方で、何を聞くべきか、
事前の計画は、そんな理由もあってスッカリ吹っ飛び。
何とか1時間をつくりあげて、大汗をかいていました。

でも、そんなめぐり逢いは、本当に幸せだと思いました。
仕事としてはさておき、これだけ多くの人にめぐり逢える。
多くの実績、すばらしい人柄、そして先進的な取組や、
誰も知らない研究の話など、じかに本人から伺える。
こんな仕事、ヘッドハンターをおいて他にありません。

いくつもの出逢いは、自分のキャリアを大きく変えました。
インターネットや人事に偏っていた自分の知識や経験は、
製造業、食品工場、製薬業界、金融業界、アパレル産業...、
ありとあらゆる産業、肩書き、職種へと広がっていきました。

そこで、たくさんの人たちが、いろんな挑戦を積み重ね、
次はどんなことを目指しているのか、共感する度に、
自分自身がドンドン前向きになっていくのを感じました。
世の中には、まだまだ面白い仕事がいっぱいある!
自分の限界は、いくらでも突き破っていくことができる!

「人を浴びて人になる」
前職の会社にあった評語ですが、
この言葉は私個人も気に入っています。
まさに浴びるように多くの方々にめぐり逢えば、
キャリアはもとより人生観も大きく変わります。

自分の問題意識はちっぽけなもので、もっと違う観点、
もっと新しいやり方が、具体的なエピソードのなかに、
たくさんあることが分かってきます。
こんなスゴイ仕事、みんな、一度はやってみれば、
もっと多くの選択肢の中から、自分のキャリア、
さらには自分の人生を見つけられるのではないか?

これまで3回にわたって、仕事には「志」が大切なこと、
30代のうちに多くを経験して磨いておくべきこと、
そのためにも、自分の価値観や志については、
会社と距離を置いて考えてみるべきことを書いてきました。

そこで、ひとつの提案として、
私はヘッドハンターになることをお薦めしたいのです。
30代に自分の価値観を定めるとき、一番必要なもの、
それは「会社から飛び出したら、自分はどうなるのか」
というイメージであり、自社以外の具体的な選択肢のハズです。

では、何がそのことを妨げているのか。
まず、「紹介会社に転職しないといけない」という意見。
本当にそうでしょうか?考えてみると、そうでもない。
時間さえあれば、誰かと逢って話をすることなんて、
いわゆるネットワーキングであり、資格は要りません。

「プロでなければ、相手を見抜けない」という意見。
誰かと1対1で話をするのは、マネジメント層になれば、
誰もが評価面談をしたり、採用面接に駆り出されるはず。
成長すれば、誰もがいずれはこのスキルが必要になります。
必要なノウハウ?まずは座学、でも何より最後は経験です。

「実際に仕事を紹介するには、顧客を知らないと」
ごもっとも。それであれば、紹介業務は切り離して、
とにかく人に逢いに行く部分だけをお任せしましょう。

「誰に逢いにいけばいいのか、機会がない」
まずは自分の友人からあたり、そこから紹介を受ければ、
さらに広がりますし、会社からも面白そうな方や、
良い組み合わせを紹介していきたいと思います。

「履歴や情報の管理は、とてもシビアだと思う」
その通りです。しかし、最新のクラウドサービスを使えば、
どこからでも、セキュリティの高いアクセスが可能なので、
それは個人ではなく、システム開発側の問題です。

あとは、誰かがこれをやるだけ。
しかし、どうやら誰もいないみたいだ。

これが、クラウドヘッドハンターズ株式会社の始まりでした。
それなら、自分もあと少しだけ、誰かのために頑張れば、
みんながもっと喜んでくれるかもしれないという志を胸に、
自分自身も、この組織も、皆様とともに成長したいと考えています。