クラウドヘッドハンターズ代表の世古です。
弊社のウェブサイトをご覧いただき、本当に有難うございます。

弊社は「すべての人を、ヘッドハンターに。」というスローガンの下に、
日本中のビジネスパーソンが、自分の所属する企業にとらわれることなく、
幅広い人々とめぐり逢う「場」を創り上げるべく、スタートした組織です。

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ヘッドハンターは、名刺一枚で世界中の人に逢いにいける仕事。
転職を薦めるのではなく、まずは相手を理解する仕事なのです。
この仕事の、そういうできるだけ良い部分を抽出して、
多くの人に追体験をしてもらえたら、それが弊社の最初の出発点。

実際に転職を薦めるというより、いろんな人に逢いにいく。
自分の会社のことしか知らなかった自分が、違う世界に飛び込んでいく。
あるエンジニアは、一流のマーケッターにスーパーの売り場の話を伺い、
ある営業マンが、海外駐在20年のベテランから異国の契約の困難さを知り、
古いメーカー勤めの企画マンが、最先端のITビジネスの速度を感じたり、
数字を眺める日々の経理の方が、泥臭い現場のトップからクレーム話を耳にする。

どんどん自分の世界が広がります。
それがヘッドハンターという仕事の一番の魅力。
現場の最先端で活躍中の方から、FACE TO FACEでお話を伺える。
自分の視野を、世界を広げるキッカケ作りに、
これ以上のビジネスモデルはありません。

そして誰もがこの仕組みに参加してもらえるなら、
たくさんの人のお互いの評価が組み合わさって、
何よりも価値あるキャリアのデータベースが生まれていく。
それを必要な人が、必要とされる場所に、自然と移る仕組みに変える。
そうして社会全体の適材適所を、少しずつ実現していければ。

多くのビジネスパーソンのご参加を、心よりお待ち申し上げております。

クラウドヘッドハンターズ株式会社
代表 世古 暁

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最新の記事

2017.5.17
代表ブログの休載について

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2016.7. 5
キャリアの話は、唇寒し?!(2016.07.05)

この7月から、第2期メンバー募集に踏み切りました。
苦渋の決断でした。
現状を少しお伝えしたいと思います。

10月に創業してから、認可取得や資本政策に駆け回り、
ようやくオフィスも移転して、充実したものに。
メンバーについても、募集や個人のつながりもあり、
第1期として、とても明るい皆さんに恵まれることができました。
プログラムの内容も予想通り、紆余曲折ありましたが、
改善を重ね、だいぶまとまってきて、形になってきた。

何よりも、ゲストスピーカーの設定は、本当に凄いです。
実績も、予定をみても、とてつもないゲストが次々訪れます。
弊社は報酬も何も出せないのですが、こちらからお願いすると、
「世古さんのためなら」とお引き受けいただける。
1人のビジネスパーソンとして、こんなにうれしいことはありません。

ただ、このイベントは小さな集まりであって、
そこがウリになっていることもあるので、
だからこそ、お越し頂けるという方もいらっしゃる。
ゲストのお名前を出すのは、個人的にも気が引けるところです。
(もちろん、「全然かまわん」という方もいらっしゃいますが)

「そんなにすごいゲストなら、セミナーにしてお金を取れば」
ごもっともです。たぶんすごい金額設定でも売れると思います。
でも、その時、「すべての人をヘッドハンターに」という、
弊社のスローガンは、きっと消えてなくなってしまう。

弊社のビジョンは、みんながキャリアを語り合い、
仕事のことも伝えあえれば、専業のヘッドハンターは必要がなくなり、
もっとチャンスに満ちたキャリアをみんなが分かち合える、ということ。

魅力的なメンバーができるだけ集まることで、
いろんなキャリアケースの理解がともに深まれば、
もっと自分の働き方、生き方までも見つめ直せる。
お金を払えるごく一部の人たちの集まりにはしたくないのです。

そのためには、みんなが勇気を持って、キャリアのことを、
まずは自分自身から口にして、語っていく必要がある。
そうした場所の価値を、伝えていく人を増やさなければ。

しかし、どうしてもこの国では、仕事の話をしたり、
キャリアや転職を話題にするのは、プライベートで、
そしてとてもイヤらしい話題だという認識になってしまう。
終身雇用の社会は恐ろしいもので、それを否定する文化を生み出し、
それがどれだけ、既存の会社のアドバンテージになってきたことか。
そして弊社の紹介にも、このままではさらに時間がかかりそうです。

あるベンチャーの役員の方が、ダイレクトリクルーティングのなかで、
「遊びに来て!と伝えているのに、それでも断る?!」
と困惑されていましたが、それが日本の文化なのです。
「役員の方のお時間をいただくのに、何の気持ちもないなんて」
真面目な日本人は、そういう風に思ってしまうのかもしれません。

これまで、私はいろんなものと戦ってきました。
たいていのものとは、戦えると信じてきました。
そして、この国の働き方を変えるための考え方から、
必要なアセット、メンバー、実績まで積み上げてきました。

でも、最後の敵は、やはりこの国の文化なのか。
なかなかメンバーの紹介だけでは広がりそうもない。
これだけのプログラムを無償で提供しても難しい。
私が取り巻きを増やす場でもないのに、難しい。

もう少し、仲間を増やす必要があるのだと思います。
一定の規模を掴めれば、きっと自分たちでも輪を広げられる。
そんな、小さな「クリティカル・マス」に、弊社はまだ届いていない。
さんざん悩んだ末に、もう一度、弊社はメンバーを公募します。

第2期メンバー募集。
全員が選考を通過するわけではありませんが、
新しい挑戦には、結果を問わず、必ず価値がある。
これだけ、働き方を真摯に考えるプログラムが、
日の目を見ないのは、本当にもったいない。
皆様からのご応募をお待ちしております。

<第2期メンバー募集ページ>
http://cloudhhs.jimdo.jp/

2016.6.30
景気が悪いと転職しない?(2016.06.28)

英国がEU残留を果たせず、各地で動揺が広がっています。
とんでもない不景気がやってくるという話もあり、
どんなビジネスパーソンでも、身構えてしまうところです。

さて、景気が悪くなると、当然採用案件も減ってきます。
雇用動向というのは、好景気の効果が及ぶのは遅いわりに、
不景気になると、その影響はあっという間です。

特に日本では、解雇しづらい法制度も念頭にあるので、
なかなか中途採用にマインドは及ばない一方で、
リスクが顕在化すればすぐに採用は打ち切られてしまいます。

では、転職したい人は急ぐべきでしょうか?
これはなかなか、迷うところです。
今回はその時の考え方を追ってみましょう。

不景気が来れば、転職市場は買い手市場になります。
つまり採用企業が、優秀な候補者を選びやすい。
ということは、なかなか選考まで進んでも、
結果が出ないということになるわけで、
「だったらやめようか」と思うのは間違いではありません。

ここでひとつ考えておきたいのは、
不景気でも採用を継続している企業というのは、
そもそも優良企業である可能性が高いということ。

理由の1つは「不景気に強い」ことでしょうが、
隠れた理由は「不景気だから採用する」企業もあります。
なぜなら買い手市場だから。
誰だって、自分に有利なときに買い物する方がいいわけです。
私が知っているある社長さんは、
「不景気の時しか採用しない」と断言したりするほどです。

そもそも、人件費というのは企業にとって、
一番出入りの少ない固定費なのですから、
これが景気動向に左右されることがオカシイ。
戦略的な企業は、きちんと考えています。

同じ事は、候補者の側にも言えるでしょう。
転職に最適なタイミングは、景気と関係がありません。
ひととおりの実績を上げ、社内にチャンスが少ないとき、
周囲を見渡すことは、本来自然なことであるべきです。

それが、たまたま不景気に当たっている。
確かにチャンスは普段より少ないかもしれませんが、
上記のような考え方も、できなくはありません。

私はタイミングが合うなら、トライすべきだと思います。
そこであえて我慢することは、不景気な時期の転職と同様、
自分のキャリアにとって、機会損失になってしまうわけですから。

まとめると、キャリアと景気のタイミングは、
どうしても一致することはできないわけですから、
一番理想的なことは、そうしたことに振り回されず、
自分の中できちんとした計画をいつも立てておくことです。
普段から「ここが一区切りだな」と念頭に置いて、
キャリアを磨いておくことが、最大のリスクヘッジでしょう。

逆に、いけないのは、「不景気をきっかけに動く」こと。
「なんか、マズいと思って」と思うのが一番マズい。
キャリアは中長期的な形成がとても大事です。
時々の状況に流されず、日頃からマイルストンを決めておきましょう。

2016.6.27
人事の仕事=永遠に解けない知恵の輪(2016.06.21)

ずっとITやネットビジネスに携わっていた自分が、
どうしていまは人事の仕事をしているのか。

たまに聞かれることがありますが、
「なりゆき」でなった部分もありますし、
一方で自分できちんと選んだ部分もあります。
ただ、ここで選んだことや理由が、
私の仕事観を決定づけているように思うので、
皆さんと接する機会の参考に、まとめておきます。

まず、私がフリーランスのコンサルタントだった頃、
ある会社の人事部でシステム導入の話がなければ、
私がこの仕事に携わることは全くなかったでしょう。

それまで人事という仕事には、何の興味もなかったのですが、
システムを入れるからには、勉強するしかありません。
正直言って、この頃は本当に勉強しながらの日々でした...。
社会保険料の内訳も、この時初めて知ったほどだったので。

ただ、それよりも何よりも勉強になったのは、
このお客様のトップである人事本部長のスタンスでした。
この本部長は、前職の総合商社で長年センスを培われており、
それは、リクルート社やベンチャーで過ごしてきた自分とは、
およそ対極にある考え方で、まさに目から鱗が落ちました。

この後、制度改革までお手伝いすることになり、
賃金制度を変えるため、当然指標も変わりますから、
賃金が下がる従業員も出てくることが懸念されました。

ほとんどのベンチャーや競争主義の会社であれば、
「そんなのは本人の責任」で終わるのかもしれません。
しかし、本部長はそのやり方を明確に否定しました。
「いや、全員に理解を求める。最後まで誠意を尽くすんだ」

全員を見捨てない。ひとりも邪険にするな。
この首尾一貫されたポリシーは、私の胸に突き刺さった。
他にもいろんな場面で、似たようなご意見を伺いました。

もちろん、実際にはそんなことは難しいわけで、
1つの制度で、満足できる従業員の割合には限りがある。
でもだからこそ、不満がある従業員は必ずいて、
そして周囲にも、確実にその事実は伝わります。
すると、「会社はそういうことをするんだな」と思う。
「いつか私もそうなるんだ」と誰もが不安になるのです。

実は、そこから先こそが人事の仕事であって、
不満の理由を聞いたり、できるだけ便宜を図ったり、
さまざまなレアケースにきめ細かに対応することが、
みんなが楽しく働くためには、一番大事なんだ。

99%が満足する制度でも、人事の仕事としては及第点。
その先にある本物を目指して、日夜現場を飛び回り、
不満の種を探し、愚痴を聞いて、改善策をまとめていき、
「いいじゃん、そんな話」で済ませてしまいがちな経営に、
「いや、こういうことでも大事です」と立ち向かうことが、
人事の仕事であって、制度はそのための道具に過ぎないのです。

この事実に、はたと気づいたとき、
「これは、答えがない仕事だなあ」と実感しました。
日々変わっていく組織や人々に、100%の答えを目指して、
現場を回って、制度を変えても、答えなんて出るわけがない。

するとなぜか私は、がぜんやる気が出てきたのです。
これこそ、自分が求めていた仕事だったのではないか。
それまで、マーケティングも事業企画もPMもコンサルも、
論理を積み上げれば解が導かれ、だいたい結果は出てくるので、
それはもちろん楽しいものの、どこかで何かが足りなかった。
これを何度も繰り返すのが、仕事の本質なのかなあ、と。

しかし、人事は幸か不幸か、何をやっても答えがありません。
どんなに手を尽くしても、必ず予想外のことが起きてくる。
そこに過去の理屈や理論は通用せず、答えは自分で探すしかない。

しかもその答えによって、確実に誰かが喜んでくれる仕事なのです。
この永遠に解けない知恵の輪は、いまも私の頭を悩ませていますが、
そんな理由で、私には天職が見つかったような気がしています。
それがヘッドハンターへとつながる話は、いずれまた。

2016.6.27
学歴は通過タイム、キャリアは続く。(2016.06.14)

ご面談でいろんな話をお伺いしていくなかでも、
やはり相手の大学名だけは伺いづらいと思います。
世の中には学歴に関するいろんな意見があり、
ご本人の気持ちもまた、いろいろだからです。

ただ、プロフェッショナルとして仕事をする以上、
もし、「学歴を気にしますか」と聞かれたら、
(面と向かって聞かれることは少ないですが)
私は「気にします」と答えます。

理由はまず、弊社のお客様が確実に気にするからです。
中途とはいえ、学歴が不問になることはありえません。
その辺りの事情はまたいつか触れることにしましょう。

一方で当方としても、人物を見極めるにあたり、
学歴が分かりやすい検討材料の1つである以上は、
きちんと吟味して頭に置いておく必要はあるのです。

大学の偏差値というのは、同世代で一斉に走った場合、
どのくらいまで行けるのかを示すデータの一つです。
「みんなで駆けっこをしたら何番目か」に近いので、
このデータを無視するのは、プロとして問題があります。

一方、日本では、大学に偏差値以外の特色が乏しいため、
学歴は、本人のポテンシャル評価以上でも以下でもなく、
せいぜい国公立なら「守備範囲は広いのかも」と思う程度です。

キャリアを、マラソンに例えてみましょう。
すると学歴10km地点くらいの通過タイム。
ここで先頭集団にいることは、悪いことではありません。
「速く走ることはできるんだな」となります。

ただ、10kmで先頭集団にいた選手が、
必ずしも最後まで優勝争いをするわけではない。
それはマラソンでも、キャリアでも同じ事です。
通過タイムは過去の話で、現在ではありません。

20km地点になる30歳にさしかかってくれば、
最初の頃の差は、次第に分からなくなってきます。
学生からキチンと走って自分のペースを保った人。
10km地点で疲れ、新卒入社で大きな会社に入り、
あとは何もしないで言われたことをするだけの人。

そのあたりの優劣が見えてくるのが、
ちょうど30歳前後と言えるかもしれません。
努力してきた人は、快調に走っているし、
後方集団はだいぶ差がついてしまっている。

その差は、本当に小さな積み重ねの差です。
「この仕事は何のためにあるのか」
「自分はどうやって誰かに貢献するのか」
仕事を自分なりに考えて、努力してきた人は、
学歴と関係なく、立派に輝いて見えるものです。

逆もまたしかり。
学歴は第三者には分かりやすい指標ですが、
それ以上のものをもたらしてくれるわけではなく、
事前の「つかみ」にはなりますが、後は本人次第。

人生は1回のチャンスで全て決まるわけではありません。
大学受験で失敗した人、希望の就職先に入れなかった人、
逆転のチャンスは、まだまだ山ほどあるんです。

大事なことは、初めて世の中に飛び出したときに、
「誰かのために頑張ろう」と思った気持ちを持ち続けること。
途中で勝ち取った栄冠よりも、もっともっと大事なことです。

過去の出来事にとらわれず、誰もが前向きに働けるよう、
私もアドバイスできるように今後も努めていきます。